K様邸 プラチナ世代(シニア)の内装リフォーム 階段・寝室カーペット敷き込み、手すり取り付け、カーテン
ダイニングから階段を上がったところにある寝室。
ご年配の方からの「心地いい寝室にしたい」とのニーズをいただきました。
提案した点は以下の点
●転倒しない安全な階段にする
●ベッドルームをホテルライクなくつろぎの空間に
まず、クライアント様は寝室のほうが気になってらっしゃいましたが、現地調査に行って一番私が気になったのは急な手すりのない階段。
ひとたび転倒してしまうと下まで転げ落ち大けがにもつながる急こう配。
ここをなんとか安心できる階段にさせてください!ということで階段も施工させていただけるようにお願いしました。
階段をスリッパ無しで上がり降りできるようにカーペット仕上げに。
滑り止めにもなり、冷たくないし、ふかふかすぎないようにパンチカーペットを選択。
手すりの取り付け。下地がないので板を取り付けることになるのですが、いかにも板はっつけました的仕上がりは本当に嫌なので、おさまりよくかっこよく板を入れる工夫。現地で斜めにカットしてぴったりにおさめました。
作業療法士ですので、手すりの高さにももちろんこだわっております。あがりがけの縦手すりもとても重要です。
寝室は、ウール100%のカーペットの敷き込みで提案。
夏はさらりとひんやりし、冬はあたたかいウールカーペットは寝室には最高です。高さをうまくあわせて部屋間に少し出っ張っていた敷居とちょうどツラになるように仕上げてバリアフリーに。
そして、何十年も替えていないといわれたカーテンを架け替え。
ボタニカルな織り地の暖色のカーテンとエレガンスなピンクがかったベージュのカーペットで、壁がダーク色なので全体を暗くしがちなところをできるだけ明るめに整えました。
そして、最後に、写真には映っていないのですが、ケヤキの古ダンスも上台のみを洗い・再生させていただき台輪をつけてローチェストサイズにリメイクしてよみがえり、このお部屋の一角に据えさせていただきました。
なるべく大掛かりなリフォーム工事をせず内装を整えることで心地いい、安全で快適な寝室(と寝室までの経路)を整えさせていただきました^^
インテリアコーディネーターは、動線、使いやすさ、安全性、色、素材、手触り、におい、光、ご予算、費用対効果、メンテナンスコスト、かけどころ、メリハリ、加工、施工のよしあし・・・
これらの全~部の要素を踏まえて「心地よい暮らし作り」のご提案をさせていただきます。